ハクセン鳩ヶ谷はわりとひんぱんにダホンやTERNのミニベロの
「アウトレットって、言ったらキズものだったり、
フォークをメンテ中……
見せてもらったのは、 前回の記事で紹介したDASHアルテナのフォーク。
もともとついていたフォークの先端が若干曲がっていまして、 ホイールがハマらない事態になりました。 このままではダメなので、 ちゃんとしたフォークに交換することにしました。
※手前のがちょっとだけ曲がっておりまして…
※ホイールにハマらないという事態に
※手前のがちょっとだけ曲がっておりまして…
※ホイールにハマらないという事態に
ちなみになぜこういうことが起きたかは不明ですが、工場で組まれている段階で落としてしまった可能性があるとのこと。 フォーク先端をよく見ると、塗装がちょっとひび割れています。 自転車のパーツは大切に扱わないと、 こうなってしまうという例ですね。
フォークをまるまる交換するとはいえ、そのまま新品を挿し込んで「はい、 おしまい」とはなりません。 フォークにハマったままのベアリング受けのパーツを古い方から抜 きとり、新しいフォークに移し替える必要があります。 これがないと、ベアリングが転がらないためです。 これをハンマーで叩いて抜き取ってやります。
これをどうやって新品のフォークに挿し込むかですが、 特殊なハンマーで叩き込みます。スライドハンマーと呼ばれる、 大きなチクワのような形状のハンマーを使います。
叩き込む前に、グリスを塗っておくと、
しっかり叩き終わると、 塗ったグリスがぶちゅっと横に飛び出てきます。
「これは拭きとってやればいいんですか?」
「あ!指でなぞって拭き取ったら危ないですよ!」
ベアリング受けをフォークに叩き込んだ後に、 指でグリスを拭き取るのはご法度だそうな。理由は、 ハンマーで叩き込んだ際に削れた、鋭利な金属の切粉(きりこ) が指にささることがあるから。えぇぇぇぇぇ、 そんなことがあるんだ…。このへんの作業は、 慣れていないとケガをしかねないので、 自信がない場合は素直にプロに頼むのが良いでしょう。
とまあ、 こんな感じで1台1台をきちんとした状態に仕上げてから納車して います。というわけで、 ハクセン鳩ヶ谷でお買い上げいただく以上、 アウトレットであろうが、中古であろうが、 安心してお乗りいただけますよというお話でした。
サイクルショップ ハクセン
〒334-0011 埼玉県川口市三ツ和1-9-24
TEL 048-281-0926 FAX 048-281-0985
メールアドレス h-hakusen@ace.ocn.ne.jp
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