ミニベロは、なぜか無性にカスタマイズ欲を刺激するものでして、ハクセン鳩ヶ谷のお客様の中にも、せっせとカスタムに励む方が多数いらっしゃいます。
とあるお客様から、先日、「ミニベロのフォークをカーボン製のものにしたいのだが、可能かどうか」というお問い合わせを受けたのですが、ミニベロのフォークって、あんまりカーボン製を見かけないですね。
そのあたりの製品は潤沢にあるのかどうか、長尾さんに教えを請うてみました。
こちらは長尾さんのDahon（ダホン）のMu P8。かなりいじり倒してあるミニベロです。
「あるにはあるんですが、あんまりメジャーではないというか、選択肢は少なめですね」
「そうなんだ。でも、完成車のミニベロ、たとえばタイレル社のバイクだとカーボンフォークが装着されているじゃないですか」
「
そういうケースはありますよ。でも、単体ではなかなか売っていることが少なかったりしますね。海外メーカーが扱っていたり、でも正規代理店は国内に無かったり・・・なかなか思うようにいかないものです（笑）」
「ミニベロ用のカーボンフォークを作っている会社がある、と？」
「コントロールテック社とかがあったような記憶がありますね。でも、451サイズでして、406のものはなかったかな」
「あら。ではダホンとかTernとかの406のほうのミニベロにあうカーボンフォークはないものなんですか？」
「
いえ、探せばあるんです。ただ、選択肢が少ないのは間違いないです」
「ちなみに、ダホンとかTernにカーボンフォークが純正でついてくるバイクってあるんですか？」
「現行のラインナップにはないですね。ただ、30周年でリリースされたダホンのアニバーサリーモデルはカーボンフォークでした」
「おお、406ですか？」
「
いえ、451です。ただ、アニバーサリーモデル装着のフォークなので、バラ売りはしていない気がしますね」
「カーボンパーツを惜しみなく使いって書いてある、たしかにスペシャル過ぎるマシンですねえ」
「でしょう？予算さえ許せば、ぜひ試していただきたいです（笑）」
「そういえば、ミニベロのカーボンフォークって、
ロードバイクのカーボンフォークと価格に大差がないですけど、
あれってどうしてなんですか？」
「作る手間は同じだから、ですね。ミニベロのフォークは小さいのでロードバイクのより安いかというと、意外にそんなことはなかったりします」
「そーなんですね。てっきり、材料が少ないから価格に反映されていると思ってました…」
「ミニベロ用のカーボンフォークを取り寄せることは可能ですので、検討中の方はお財布とご相談の上、お声がけいただければとー」
というわけで、ミニベロのとくに406サイズの20インチホイールをお使いの方にはやや残念なかんじになってしまいました。
が、
たいていのリクエストはなんとかしてしまうのがハクセン鳩ヶ谷の
長尾さんと
小屋敷さんなので、
迷ったらまずは二人に相談してみてください。
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