持っていない人ほど気になってしまう? ディスクブレーキロードの底知れぬ魅力

みなさん、ディスクブレーキって気になりませんか? 中山はとっても気になります。自分はロードバイクとミニベロの2台のバイクを持っているのですが、そのどちらもキャリパーブレーキ。


「いつかは、ディスクブレーキが似合う男になりたいものだ」と思っているのですが、なんだかハードルが高くて、まだ手を出せていません。


もしかしたら、ディスクブレーキについて誤解とか誤った認識を持っているかもしれないので、改めて確認させてもらいました。


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なんだか、ちょっとゴツくない??






中山 「ディスクブレーキって、そもそものエンド幅もロードバイクとは違いますよね?


長尾 「ええ、一般的にはリアのエンド幅は130ミリなんですけど、ディスクブレーキは135ミリ。つまり5ミリ幅が広いです


中山 「その理由は・・・?」


長尾 「構造上、どうしてもディスクブレーキは幅が広くなる宿命なんです



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※カタログをうれしそうに見つめる、長尾さん(左)と小屋敷さん(右)




中山 「まあ、見るからにごついですもんね。さもありなんってかんじです。あのー。。。ミニベロのディスクブレーキも、やはりエンド幅は同じく135ミリなんですか?」


長尾 「そうですよ(^^)


中山 「ミニベロのディスクホイールって選択肢少なそう…(笑)」


長尾 「少ないですねぇ


中山 「で、ディスクブレーキのブレーキそのものもさることながら、最近気になるのはメカか油圧かってことでして」


長尾 「はいはい


中山 「メカと油圧、どっちがトラブルに強いのかしら、と」



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※途中、愛車の重量を計りに来たMさん(BOMAのラソア所有)




長尾 「メカの方がメンテナンスしやすいですし、外出先とかでの対応も楽ですね


中山 「油圧は、ローターがちょっとした拍子にくっついてしまうことがあるんでしたっけ」


長尾 「そうですね。パンク修理の時など、ホイールを外した状態でブレーキを握ってはダメです。ローター同士がくっつきます


中山 「げげ、なんですって」



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長尾 「別にぴったりくっついて剥がれないってことはないので、そこまで怖がる必要はないですよ(笑)


中山 「もしもピッタリくっついてしまったら、どうするんでしょ?」


長尾 「なんとか剥がすだけです。が、出先でくっついてしまったらちょっと厄介ですので、ご注意くださいね


中山 「はい…って、まだ持っていないけど(笑)。ところで、油圧のSTIって、やけに大きくないですか?」


長尾 「ええ、大きいです。油圧機構が中に入っているため、どうしてもゴツくなってしまうんですよ


中山 「ちょっと握りにくそうな気もする…」



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長尾 「最近では、TRP…つまりテクトロなんですが、油圧ブレーキなのに、機構がSTIではなく、キャリパー側に備わったモノもあるんですよ


中山 「ほほう、で、それのメリットは?」


長尾 「STIが、ふつうのメカのモノを使うことができるんです


中山 「なるほど、慣れ親しんだ、ワイヤーのSTIが使えるのか」


長尾 「油圧のより、安いってメリットもありますね


中山 「メカのディスクブレーキの場合、STIはキャリパーブレーキのモノと同じSTIを使うんですか?


長尾 「はい、そうです


中山 「ちなみに、シマノも油圧のSTIは出していますよね?」


長尾 「ええ、出していますよ。今後ディスクブレーキモデルのロードバイクを買うとするなら、油圧がいいよって話は、現役の人からは聞きますね


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中山 「そっかー、油圧ってそんなにいいのかー。まあ、タッチは軽いし、コントロールしやすいし、メンテナンス性を除けば、メリットしかないもんなー」


長尾 「どうしますか、シクロクロスとか1台お求めになりますか(笑)


中山 「こないだタイレルのCSIを買って、今は素寒貧です(笑)。もうちょっと貯金してから、考えます(・・;)」





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