ハクセン鳩ヶ谷では、 自転車の経験が浅い方やメンテナンス方法をよくご存知でない方の 納車に、えげつないほど時間をかけることで有名でして、 なんと2時間かけております。
なぜ2時間もかけるかというと、「タイヤ交換、パンク修理、 ブレーキ調整、メカの操作方法、ポジション解説、掃除の仕方、 試走、交通マナー」 等についてひとつひとつしっかりレクチャーするから。
さらに、ミニベロの場合、 折りたたみ方とか輪行バッグへの収納方法、 もメニューに加わります。
今回、はるばる千葉県市川市からダホンのVisc P20 をお求めにいらっしゃった、 若い男性のお客様の納車模様を見学させてもらいました。
初めてスポーツ自転車を買う場合、 やはり面食らうのはパンク修理でしょう。タイヤの脱着とか、 チューブ交換は、慣れてしまえば朝飯前の作業なんですが、 未体験の方にとっては精神的ハードルが高いのも事実。
タイヤレバーのひっかけ方、テコの原理での外し方、 チューブをタイヤに噛ませないように戻し、 ビードをリムに乗せて元に戻すプロセスは、初めての人だと( ヘタすると)小一時間かかってしまいます。 暖かい季節なら指が痛くなるだけで済みますが、 真夏は滝のような汗が流れますし、冬は軽く凍えます(笑)。
しかし! パンク修理スキルを持たずにツーリングに出かけるのは自殺行為。 なにはなくとも、予備チューブとタイヤレバーと、 交換できるスキルはしっかり備えておきましょう。
店長によれば、「昔、タイヤ交換ができないお客さんから、” 荒川サイクリングロードでパンクしてしまって、 立ち往生してます。助けて~”と電話がかかってきて、 助けに行ったことがあったよ(^_^;)」とのこと。
無事に予備チューブをタイヤに入れられたとして、今度は「 ちゃんと空気を規定値まで入れられるか?」 という問題があります。 ハンドポンプでシュコシュコとポンピングして入れていくわけです が、これも慣れていないと「気が遠くなる&指が痛くて死ねる」 ことになります。
空気を入れるときは、体重をしっかりかけて、 力が逃げないような姿勢で行うことも重要。よって、あぐらをかきながらポンピングするのではなく、膝を立てて、体重をのせるべし。
なお、 ポンプによっては、気圧が確認できないモノもあるので、 そのときに頼りになるのが己の指先の感覚。
なお、
※飛び入りで、空気の入れ方をレクチャーし始めた(たまたまその場に居合わせた)Hさん
自分のタイヤの空気を日常的に触っておくことで、 だいたいどれくらい入っているかわかるものです。 こればかりは身体で覚えないといけないので、 ご自身のバイクでチェックしてみてください。
最後に、市川市からいらっしゃったお客様に、 なぜダホンを購入したか、質問させていただきました。
「もともと、大阪で働いていたんですけど、 東京に転勤になったんです」
「それで、千葉県に住むことになったんですね」
「車を持ってこようかどうか迷ったあげく、
「それは、駐車料金が高いから?」
「そうです。毎月駐車場代で2万円とか、
「2万円×12ヶ月で24万円ですもんね。しかも、
「なので、車は手放してしまいました(笑)」
「なんと!その浮いたお金でダホンを購入したわけですね」
「そのとおりです(*^^*)。普段の足としても使いますし、
「それはナイスなご判断です」
「東京は公共交通網も充実しているので、
「市川市なら、江戸川はすぐ近くですし、
ということで、購入したその足で、 川口市から市川まで自走で走ってお帰りになりましたとさ。
サイクルショップ ハクセン
〒334-0011 埼玉県川口市三ツ和1-9-24
TEL 048-281-0926 FAX 048-281-0985
メールアドレス h-hakusen@ace.ocn.ne.jp
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