サイクルコンピューターの取り付け位置には気をつけるべし

みなさまは、愛車にサイクルコンピューター(通称サイコン)を付けていらっしゃいますか?がっつりロードバイクに乗る方は、ほぼ間違いなく装着されていますが、ポタリングメインの方はけっこうな率で装着していなかったりしますね。


サイコンを付けておくと、「今日は100キロも走ってしまった、うふ」等、達成感があって楽しいと思います。安いものなら、2,000円前後と手を出しやすいので、迷っているか方は検討されてはいかがでしょう。


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※中山は、所有するロードバイクとミニベロ、両方にキャットアイのサイコンを装着してます(*^^*)






ところで、サイコンは本体と(フロントフォーク)につけるセンサーの2つのパーツで成り立っていまして、センサーをどこにどの方向にくっつけるかという問題があります。



まず、フォークの前か後ろ、どちらに装着するか。とくにどちらでも機能上は問題なく、よってお好きにつければOK。ただし、美的感覚からいうと、「後ろ側」のほうが美しいかと思います。


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前に向かって伸びていると、なんだか出っ張って見えますし、万が一、センサーが横を向いてしまったとき、スポークに巻き込まれやすいという理由もありますね。




次に質問ですが、「センサーのオモテウラ」って考えたことありますか?


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※電池のフタが外から見える状態にしてありますが、これは正解なのか?




一方は(コインで回して開閉する)電池フタがありますが、これは外側を向くべきか、それとも内側を向くべきか。


正解は、「外側を向く」です。つまり、上の写真で正しいのです。センサーはフタの反対にありまして、よってフタが外側を向くべきなのです。そのほうが、電池交換をしやすいというメリットもあります。


ちなみに中山は「電池のフタが外を向くのって、かっこ悪くない?」と思い、内側につけていたことがあります。そうしてしまうと何が起きるかというと、(外側を向いた)センサーの感度が悪くなってしまい、サイコンが機能しなくなります。


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電池のフタは常に外側!と覚えておいてください。


あ、ちなみにですが、中山の自転車歴が1年未満だったころ、サイコンの電池が本体とセンサーの2箇所に必要だということを知らず、本体の電池だけ交換して「動かない!オカシイ!」と大騒ぎしたことがあります。


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お店で、「センサーの電池も交換した?」と問われ、「……え、センサー側にも電池あるの……?」と大恥をかきました。恥多き人生です(汗)。



最後に、フォークに取り付けたセンサーの脱落防止として一つコツをば。


サイコンはセンサーも本体も結束バンドで締め付けて固定します。センサーは振動等でフォークを滑り落ちると、かなり高い確率でスポークに巻き込まれ、壊れてしまいます。センサーが壊れるだけならまだしも、ホイールに何かあってはマズいので、しっかりと固定しておきたいところ。


コツは、透明のテープを下地として先にフォークに貼っておく、です。


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たとえばチェーンステーに貼るチェーンガード用のテープあたりがオススメ。透明テープであれば、フォークのカラーを気にせず使えるのもマル。



フォークが黒であれば、黒の絶縁テープをちょっと貼っておき、その上にセンサーを乗せて結束バンドで締め上げれば、ぐっと食い込んでずれにくくなりますよ。




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