自転車マガジン by ハクセン鳩ヶ谷

「なんでMu Eliteを買ったの？」

「・・・なんとなく、ビビビと来たので」

「それだけ？」

「・・・はい」


「支払い、がんばってね…（笑）」

閑話休題。

2015年のMu Eliteと大きく変わった点は、ブルホーンバーがSTIのドロップ化をしたこと。ブルホーンならではの攻撃的なルックスが中山は個人的に高く評価しているのですが、やはり好き嫌いはあるようです。


ドロップハンドルのほうが、万人向けなので、これはこれで正常進化したといえるのかも。

あと、見落としがちなのがシートポスト。なんと、KCNCの軽量アルミ製のものが奢られています。

5800経の105ですので、11段。フロントはダブルなので22段です。

ただし問題というか、Mu Eliteには欠点があって、30万円もするのにブレーキが105ではなく、テクトロ。これが残念な点。中山も試乗させてもらいましたが、たしかに不満。

451化されたMu Eliteの高速スピードを、テクトロでは受け止められないよーな気がします。ですので、Mu Eliteをご検討中の方は、ブレーキ交換は視野に入れておくことをオススメします。

Nくんも「ブレーキの効きがイマイチなので、シマノ純正に交換しようと思ってます」とのこと。

何を買うの？との問には、

「できればデュラエースにしたいんですが、その予算はさすがに捻出できないので、105かアルテグラかな」


まあ、そうですわな…。

しかし！長尾さんがブレーキ調整したら、なんと効き方がガラリとかわってしまいました。


ブレーキシューをトーインに角度をつけ、STIのブレーキレバーの握りシロを増やしてみると、同じテクトロなのに、「これが同じモノなの？」とびっくりするくらいに改善されたのです。

※「わ！ぜんぜん違う！」と驚くNくん（左）

長尾　「これがプロとバイトの差なのだよ」

Nくん　「か、返す言葉がありません…」

テクトロのブレーキでも（ちゃんとプロの手で整備したものであれば）ちゃんと効きますのでご安心をば。




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