サイクリストはオーバーホールをすべきなのか?

みなさんは、ご自身の愛車をオーバーホールされてことはあるでしょうか?


オーバーホールとは、一定の使用期間を経た機械・エンジンなどを分解して検査・修理することです。つまり、ロードバイクでいいますと、ヘッドパーツやBBを外して中を掃除したり、く旅れたワイヤーやバーテープを交換したり、壊れかけたパーツを刷新してあげたりすることを指します。


このたび、中山は2年半乗ったロードバイクをオーバーホールに出しまして、ちょうど完了したところなのですが、オーバーホールはすべてのサイクリストがすべきことなのかどうか、長尾さんと小屋敷さんに聞いてみました。


20160501_192030



愛車がどんどん解体される\(^o^)/






やる・やらないで言えば、やったほうが自転車にはあきらかに優しいですね


「ですよね。でも、まあそこそこ時間のかかる作業だし、まずまずのお金も要しますよね。パーツ交換しまくると、、それだけでもいい値段になってしまう」


ですので、大事にしている愛車だけでいいかも。通勤で雨の日も使ってしまうようなバイクにはそこまで気を遣ってメンテするのももったいないですしね


「ですよね」


通勤車は、なんか調子が良くないなと感じたら、素早く持ってきてもらうのがいいかも。使い方が激しい&雑だと傷むのも早いですから


「ですね。ところで、オーバーホールってどれくらいの頻度でやってあげるのがいいんでしょうね」


こればかりはなんとも言えないですね。その人の乗り方、走行距離、日頃のメンテナンス状況、保管場所、いろんな条件に左右されてしまいますから


20160501_193425




「とはいえ、何かしらの判断基準となる目安が欲しいじゃないですか」


ですよね。私がオススメするのは、決め打ちする…ですね」


「距離とか、年数で?」


そうです。3,000キロとか5,000キロとか、決めた距離を走ったらお店に持っていくってあらかじめ決めておく。あるいは2年経ったら持っていく、でもOKです


「クルマは車検制度があるから、放っておいても誰かがなんとかしてくれるって安心感がありますが、ロードバイクはそんなルールも精度もないから、自己責任ですよね」


そうですね。でもそうやって決め打ちでショップに持ち込んでもらえれば、そうそう取り返しの付かない状態にはならないですよ


「大切に乗っているバイクなら、ちょっとした異変でも気が付きますしね」


20160501_193751




そういうことです。でもそこまで深刻に考える必要はなくって、気軽にちょっとづつ修理していくって方法もアリ


「たとえば?」


バーテープが汚れたりほつれかけたりして、そろそろ交換したいって思ったら、そのタイミングでケーブル類もいっしょに交換してしまうとか


「工賃が無駄にならないので、一石二鳥ではありますね」


気分転換でアウターケーブルの色を変えてみるとか、チェーンをいつものと変えてみるとかしてもいいでしょう。見栄えはそれだけでもけっこう変わるものですよ


「ですね。バーテープを黒から白にするだけでも、パット見の印象が変わりますもん」


ですです


「ところで、長尾さんは自分のロードバイク(RS-i Pro)をオーバーホールしたことあるんでしたっけ?」


ないです。だって、乗ってないから(笑)


「乗りましょう…もう2016年も5月の下旬ですよ…」



20160501_193656




サイクルショップ ハクセン
〒334-0011 埼玉県川口市三ツ和1-9-24 
TEL 048-281-0926  FAX 048-281-0985 
メールアドレス h-hakusen@ace.ocn.ne.jp