股下ってどうやって測るの?サドルの位置はどう決めればいいの?

初めてロードバイクのようなスポーツバイクに乗るとき、そのサドルの高さに驚きませんでしたか?


ママチャリに慣れていると、「え、こんなにサドル上げるの?マジで?ってゆーか、爪先立ちができるかどうかのギリギリなんだけど、これって本当に正しい高さなの?つか、高さってそもそもどうやって決めるの?法則とか公式あるの?」ってなると思います。


そこで、長尾さんと中山の実際の股下を計測し、それぞれのサドル位置を正しく見極めてみましょう。




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サドルって、油断するついつい上に上げてしまいますよね・・・え?そんなことない??







これだって絶対的な基準はないですが、参考というか、目安にできる法則はあります



「おお、それを教えてください」


0.875(係数) ✖️ 股下(センチメートル)です。たとえば私(長尾)の場合、股下は83センチ。公式に当てはめると、導き出される数値は72.5センチ


「はいはい、それの長さっていうのが、サドルの一番上の表面から、クランクの中心点までの長さになるんですよね?」


そのとおりです




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※股下を測ってもらう長尾さん





「えっと、じゃあ私の番ですね。股下を測ると、81センチだ。それにさっきの係数を掛け算すると、、、70.8センチですね」


じっさいに、その高さにサドルを持ってきているか、タイレルのCSIをチェックしてみましょう。どれどれ、、、


「ど、どうですか?自分的には最適値を弾き出してあるつもりですが。。。」


、、、2センチ弱、適正値より高すぎますね


「マジスカ!!!おっかしいなあ、最適にしてあるはずなんだけどなー、どこで狂ったのかなー」




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ご自身で、サドルを交換したこと、ありますか?


「あります……あ、サドルによって厚さが変わるから、そのときに高めに設定してしまったんでしょうかね」


たぶんそうでしょう・・・。中山さんって、放っておくとちょっとづつサドル高を上げる癖がありますよね(笑)


「それはずっと前からありました。胴長短足を隠したい心理が無意識にはたらいてしまっているようです。何年たってもこの癖が抜けきらない・・・」


「・・・現実に向き合いましょう


「面目ないっす…」




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自分の数値を覚えておくといいです。忘れてしまいそうなら、どっかにメモっておくとか


「はい。たった今、Evernoteにメモをしっかり残しました」


ポジションは本当に曲者というか、正解がないんですよね


「そうそう、乗っているうち、慣れてくると、快適だと感じるポジションも変わってくるんですよ」


その奥の深さが、ロードバイクの面白さでもあるんですが。。。まあ、くれぐれも独断と偏見であちこちいじらない方がいいでしょう(笑)。訳が分からななくなるまえに、メカニックなどの専門家に相談してくださいね


「はーい」




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まったく……ポジションってやつは奥が深いぜ……






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