ハクセン店長による、スクルトゥーラ9000E(SRAM Red etap)のインプレッション

ハクセン鳩ヶ谷の店長がメリダのフラッグシップモデル、スクルトゥーラ9000E(SRAM Red etap)を購入したのは前回お伝えしたとおりですが、さっそく150キロほど走ってきたそうなので、軽くインプレッションを聞いてみましょう。


それにしても、店長…すでにスクルトゥーラ9000E(SRAM Red etap)にメロメロの様子です。



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12万円ではありません・・・\(^o^)/







「で、どうなんですか、スクルトゥーラ9000E(SRAM Red etap)の感想を聞かせてくださいよ」


いやーーーー、いいね。素晴らしい


「具体的に聞きたいんですけど、まずはフレームはどうなんですか?」


もともとはフェルトのZ2に乗ってたんだ。これも上位モデルだったからかなりいいフレームではあったんだけど…


「だけど…?」


スクルトゥーラ9000Eのほうが硬さを感じるね


「それはレーシーなモデルだからってこと?」



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んー、それもあるけど、ガチガチに硬いわけじゃない。そもそも、フレーム自体がかなり軽量だしね


「硬いからよく進むかんじですか」


Z2よりも進むね。あと、6キロジャストしかないから登りも楽


「だろうな~、6キロって完全にルール違反の軽さですよ」


ストップゴーを繰り返す街中でもいいね。軽く踏んだだけでスッと加速してくれるんだ


「硬いのに、乗り心地はよい?」


いいね。まあ、これはタイヤや空気圧、ホイールにも影響されるのでフレーム単体でどうこう言えるものではないけどね



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「なるほど、そういえばフレームサイズは最小の44センチでしたっけ」


そう、小さい分、フレームはしなりが少なくなるからね


「で、フレーム以上に気になるのが、SRAM Red etapなんですが…どうなんですか」


これもいいよ。前使っていた7000系のデュラエース・・・つまり、9100→9000のその前の3世代前のDi2に長年乗っていたけど、あからさまに差があってビックリ


「どう違うんです?」


変速性能が段違い。とにかく速い。リアディレイラーもフロントディレイラーも瞬時に切り替わるから、急な登坂でも安心よ



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「あと、気になるところは?」


バッテリーがフロントディレイラーとリアディレイラーで共通ってのはいいね。まだ充電するほど走ってないんだけども、いざ電池切れを起こしたとしても、前後でひっくり返して使うことができるんだから


「あー、まあ操作回数からして、リアディレイラーのほうが圧倒的に電池消耗は激しいでしょうからね」


リアディレイラーのほうが、2倍以上のスピードで消耗していくんだってさ


「まあ、なんとなくイメージはできます。SRAM Red etapにもフレームにも満足の様子なんですが、不満点はない?


ないな…100点と言ってもいい・・・あ!あった


「なんすか」


ブレーキの効きがデュラエースには劣る気がする。フロントキャリパーはRedなんだけど、リアはダイレクトマウントのRedがないのか、ふつうのスラムのブレーキが装着されているからかもしれない


「あー、それは痛い…。ゆくゆくはカスタマイズしていくポイントかもしれないですね」



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ここで、スクルトゥーラ9000E(SRAM Red etap)を組んだ長尾さんにもい面を聞いてみましょう。




「SRAM Red etap、組んでみてどうでした?」


…楽でしたね、なにしろ無線なので(笑)


「なるほど(笑)」


ただ、初めて触ったので、ちょっと調整では手間取りましたが。まあ、次はもっと早くできると思います


「長尾さんはデュラエースの9000のDi2を持ってますよね。両方触ってみて、違いは感じました?」



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SRAM Red etapはしっかり乗り込んでいないので、なんとも評価は下しかねますが、、、個人的にはDi2が好きかな。熟成されているというか、上質な印象は受けましたね


「ほほう…。じゃあですよ、初めて電動コンポーネントにしたいって人がいたとして、どれを勧めます?シマノのDi2?カンパニョーロのEPS?それともSRAM Red etap?」


じつはFSAも電動コンポーネントを出してきていますが、それは置いておいて、個人的にはシマノかな。定番すぎて面白みがないっておっしゃるお客様もいらっしゃいますが、製品としての完成度の高さは間違いないです」


「うーむ、安定のシマノですね」

「9100のDi2にしたら、超ウルトラ幸せになれることは保証しますよ。ナカヤマさんも買いますか?


「ごめんなさい、電動よりはワイヤーが好きなので、今後もワイヤーでいきまーす(笑)」



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