トライアスロン用アルミバイクをブルホーンでさりげなく乗るという大人のたしなみ(それがダンディズム)

ロードバイクって、ふつうはドロップハンドルで乗るものですよね。だからこそのロードバイクですよね。


しかし、ドロップハンドル以外の選択肢もあるんです。それが、ブルホーンハンドル。筆者(中山)も3年ほどミニベロにブルホーンという組み合わせで乗っていまして、「すんごく使いやすかった」印象があります。


未体験の方は、たいていルックスで「ちょっと…」と尻込みされるものですが、なんのなんの、ドロップハンドルに負けず劣らずの性能ですよ。


ということで、フェルトのトライアスロン用アルミバイク「S32」をブルホーン仕様で乗るお客様に、バイクの感想を聞かせていただきました。




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ダンディズム溢れるバイク…!








「このブルホーン、いわゆるよくあるSTIを装着したものじゃなくって、変速はバーコンでやるタイプですね」


そうね。シフターには変速機能のない、フーデッドレバーってやつだね


「どうしてこれを選んだんですか?」


なんとなく…




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※宇宙戦艦ヤマトを彷彿とさせるイカしたデザイン(分かる人には分かるはず)





「STIも選べたけど、わざわざこの組み合わせにするところに大人のこだわりというか、ダンディズムを垣間見た気がします」


いや、たまたまこのハンドルがあって、パーツが手元にあったから組んでみただけ


「ダンディズムじゃないんだ…」


ドロップハンドルのロードバイクももっているから比較して言えるけど、ブルホーンいいね。アップライトな姿勢で乗れるので、サクッとお出かけできるし、疲れない


「ですよね、ブルホーンいいですよね」




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※前から見てもたくましい佇まい






まあ、フーデッドレバーをSTIに交換したい気持ちはあるけどね、やっぱりシフティングはしにくいので


「バーコンの宿命ではあります。指の移動がけっこうせわしないし」


そうなんだよね。でも、それを差し引いてもドロップハンドルのロードバイクよりも、こっちのほうが圧倒的に乗っているね


「STI以外で交換したいパーツってあります?」




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※105です(10速)





ホイールを5センチくらいのディープリムにしたいかな…


「やはり、トライアスロン用バイクということで、超高速で走らせたいという男のダンディズムでしょうか」


いや、単にかっこいいから。見た目重要よ


「ダンディズムじゃないんだ…」


さっきからダンディズムにこだわるね…





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「ところで、シートポスト径がやや細いような気がしますが」


27.2ミリかな


「シートポストがユニークな形状で、しかも前から見るとぺったんこで実にエアロな雰囲気をまとってますね。でも、べつにこれもダンディズムじゃなくって、たまたまあったパーツで組んだらこうなっただけ…でしょう?」


ご名答(笑)


「で、このS32でふだんはどんな乗り方をするんですか?」


荒川を走ることが多いね。右岸(東京側)と左岸(埼玉側)があるけど、私は左岸専門



「それはどうして?」


左岸の方が平均スピードが低めで、ゆったりのんびり走れるんだよ。右岸は高速で走る人が多くって、ちょっと自分にはせわしすぎる。マイペースで走りたいなら、左岸のほうがオススメだよ


「覚えておきまーす」




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※ちなみに荒川の左岸はこんなかんじ\(^o^)/





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