富士ヒルクライム経験者に訊く、実際のレースってこんなかんじ

ハクセン鳩ヶ谷のお客様の中には、ガチのヒルクライマーな方々が多数いらっしゃいます。


(ほぼ)毎週のようにヤビツを登っては降り、登っては降りを繰り返すクレージーなハクセン鳩ヶ谷のお客様に、「富士ヒルクライムってどんなレース?」って質問をぶつけてみました。


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ヤビツも楽しいよ!\(^o^)/







「私(中山)は富士ヒルクライムは未体験なんですが、ぜひ経験者にどんなレースなのかを教えていただきたく」


ざっくり言うとですね、富士山の麓から五合目まで登るレースでして、走行距離は24キロ。獲得標高は1200メートルほどです



「ヒルクライムにしては、まあまあ長い距離の部類に入りますね」


長い方です。ただ、平均斜度は5%で、部分的に8%になる場所もありますけど、キツイ区間は短いです


「たしか、完走率はすごく高いんじゃなかったでしたっけ」


そのとおりです。98%とかだったかな?おじいちゃんとか子供でも完走していますよ。そう言う意味では、初心者でも参加しやすいヒルクライム大会です



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「榛ヒルとか、あざみのみたく、鬼のような地獄の区間はないんですね」


ほぼないですね。ちなみにゴール手前はトンネルがいくつか連なっているんですけど、ほぼ平坦になります。そこでラストスパートでもがいてタイムを稼ぐのがコツです


「速い人って、どれくらいのタイムでゴールするんです?」


トップクラスは1時間を切りますね


「ってことは、時速24ヒロ平均でのぼるってこと?バケモンや・・・」


彼らはバケモンですw。まあ、目安としては1時間半切りできるかどうかですかね。1時間半を切るとブロンズ賞がもらえます。いわばひとつの目標ですね


「なかなか厳しいタイムをクリアしないといけないんですね」




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とはいえ、いろんな人がいますので楽しい雰囲気です。ママチャリもいれば、マウンテンバイクやミニベロの参加者もいるし、前夜祭や出展ブース見物も楽しいです


「お祭り感、いいですね。当日のレースは何時開始?」


朝の7時。それから1時間近くかけて出走します。基本は速い人順なんですけど、自己申告制なので速い人が後ろにいたり、そうでもないのに前にいたりってことが往々にしてあるので、途中で激しい抜き合いがあります


「ほうほう。バラけるとは言え、1万人が走っているわけですもんね。事故とかもありそう」


地味に危ないのが補給食のジェル。食べようとして手から落とし、後続車両に潰されてしまうことがあるんですが、あんなものでもタイヤを取られて落車することがあります


「なんと」


下りでジェルの袋を踏んだら相当に危険ですよ。まあ、係りの人が落し物を取り除いてはくれますがあ、追いつかない場合もあるので・・・


「んー、レースならではですね」




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ボトルを落とす人もいます。あれはさらに危険で踏んだら確実に落車する


「疲れてくると、握力も弱まってきますもんね」


そうそう。でも、ちゃんと注意して走ればまあまず大丈夫ですよ


「まずは1時間半を切ることか・・・」


ちょっとした目安なんですが、ヤビツ(表)のタイム✖️2本ぶんのタイムが富士ヒルクライムのタイムとも言われています。ヤビツに登ったことがあるひとであれば、なんとなく予想することができますね


「なるほど、ヤビツは確かコンビニから山頂までが12キロでしたよね」


ですです。なので、✖️2なんです


「なるほど」




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1時間半を切れれば、上位半分には入れるかな?まずはそのタイムを目指して走ることをお勧めしします


「来年、出場してみようとおもいます!お気をつけていってらっしゃいませー」





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