自転車マガジン by ハクセン鳩ヶ谷 : リムハイトが高めのカーボンクリンチャーホイールを3年ほどお使いのお客様の感想

リムハイトが高い、いわゆるディープリムと呼ばれるホイール…ロード乗りの憧れでもあります。最近のディープリムの主流はカーボンのチューブラー、もしくはカーボンクリンチャーですが、実際に使ってみないとその良し悪しはわからないでしょう。

ということで、フェルトのZ5に8年お乗りのTさんに、ディープリムのカーボンホイールを履いてみた感想をお聞きしてみました。

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いつかは履きたいディープリム…(*^^*)

「履かれているのは、BOMAのカーボンクリンチャーですよね？ハイトが前後でちょっと違うような」

「そう、フロントが30ミリでリアが50ミリ。クリンチャーなのでやや重くって、1,600グラムくらいあったかな」

「まあまあ重いですね…アルミのふつうのクリンチャーホイールくらいかなと」

「なので軽さによるアドバンテージはないのよ」

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「となると、メリットはどのへんでしょ？」

「巡行はしやすいね。平坦を飛ばす時にはスピードを維持しやすい。あと、カッコイイ（笑）。ただ…」

「デメリットもある？」

「坂道は向いていない気はしてて、まあ登りはディープであることの恩恵はまずないかなと。あと、下りもホイールがウォブルを起こしやすいみたいで、凸凹の道でそれがまれに起きることが」

「あら、そんなことあるんだ。怖いですね」

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「そう。なので下りではあまりスピードを出さないように気をつけている」

「ほかにディープリムならではの困りごとはあります？やはり横風の影響は受けやすいのではないかなと」

「それはあるね。平地でもそうだし、山のつづら折りを下る時とかでも、いろんな方向から風を受けるのはあまり気持ちのいいものではないね」

「山と平地とでホイールを使い分ければいい…と言う考え方もありますよ」

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「個人的には、マヴィックのキシリウムが気になってて、山専用にほしいなあとは思ってる…ふふふ」

「フレームのZ5も8年経っていると、そこそこやれてこないですか？新しいフレームが欲しくなったりしません？」

「8年でかれこれ6万キロ弱は走ったかなー。でも、ぜんぜん問題なく走れているよ。そんなにパワーは出るわけでもないし、ホビーサイクリストだからね。とはいえ、次のフレームはなんとなあく妄想はしてて、LOOKとかいいなあ…と。マヴィックとの組み合わせもカッコいいはず」

「お高いですが、満足度は超高そう…。あ、いまのBOMAのカーボンクリンチャーに履かせているコンチネンタルのタイヤについても教えてください。走り心地、使い心地はどうですか」

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「悪くないよ。まず長持ちするね。5000キロは余裕で走れる印象がある。パンクも1回もしたことないし」

「逆にデメリットはありますか」

「硬いことかな…。乗り心地はあんまりよろしくない。次は違うのを試そうと思ってて、パナレーサーのRacerシリーズにいこうと思っているよ」

「あ、私も使ってたことありますが、グリップも乗り心地もかなりグッドでしたよ。耐久性も聞いていたほど悪くないですし、パンクしたこともほぼないです」

「って聞くよね。じゃあ今度はパナレーサーだな」

「最後に、ヒルクライムをしたい人にホイール選びでアドバイスありますか？」

「そーね、最初の一本は剛性があって、リムハイト低めの軽量モデルがいいと思うよ。それこそ、シマノのアルテグラやデュラのホイールはコストパフォーマンス最高だと思うよ」

「ありがとうございました〜」

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