ロードバイクやミニベロでソコソコの距離を走る方ですと、ローテーションをしながら延命措置を図る方もいらっしゃるかもしれません。
自動車でも自転車でも、駆動軸のほうが荷重がかかり、結果的にもう片方のタイヤより摩耗速度が上がってしまうわけですが、それをイーブンにするためにローテをするわけですね。
ただ、サイクリストによってローテーションする、しないは変わりまして、そこにはそれなりの理由があるそうな。
ということで、長尾さんと小屋敷さんの声を聞きつつ、ローテーションとはどう付き合うべきかを教えてもらいました。
「たしかに、嫌がるサイクリストさんも一定数いらっしゃいますね」
「その根拠というか、理由は、後路のタイヤのほうが平らになりやすく、エッジが立った状態のフロントに持ってくることで、操作性がじゃっかんだけど犠牲になってしまう…ってことですよね」
「でしょうね。まあ、レースでハードに攻めるならローテーション
「ちなみに長尾さんはローテーションする派?しない派?」
「しないですね。そこそこ摩耗してしまうと、気分転換も兼ねてま
「気持ちはわかります。タイヤ交換するとスッキリして気持ちいい
「そーなんです」
「じゃあ、小屋敷さんは?」
「僕はしたりしなかったり。通学で使っていた自転車は、節約の意
「まあ、あまりにもケチりすぎるのも問題ですよね」
「ですね。印象的には、ローテーションしない派のお客様のほうが
「私もしない派ですね…。なんでだろ、気分転換したくなるのかな(笑)」
「中山さんは、三本ローラーによく乗りますよね?」
「ええ、週2回くらいですが」
「固定ローラーほどじゃあないでしょうが、三本ローラーでもタイ
「あ、そうなんだ。三本ローラーならほとんどれ摩耗しないと思っ
「いえいえ、してしまいますよ。ローテーションよりも、履き分けることをオススメします 」
「はーい。ちなみにどうでもいいことなんですが、我が家のディス
「あぁ、シマノ用のなんですよ、それは。今ならカンパニョーロに
「え?それって…たとえば、カンパのホイールにシマノのクイック
「はい、問題ないです。クイックそのものは互換性とか関係なく、
「そーなんだ、初めて知った…」
「なので、ディスプレイスタンドを交換してもいいし、クイックを
「交じるのはむっさ気になるので、クイック交換はやめておきまーす(笑)」