ホイールのリムは使っていれば減る!消耗品と心得ましょうという件について

みなさんのロードバイクはキャリパーブレーキとディスクブレーキ、どちらでしょうか。これまではキャリパーブレーキが主流でしたが、ここ数年は徐々にディスクモデルが浸透し始め、まだまだメインストリームではないものの、けっこう街中でも見かけるようになってきましたね。


そんなふたつあるブレーキには、それぞれ異なる構造のホイールを使うことになるのですが・・・どちらが長持ちするのでしょうか?



ということで、長尾さんに教えてもらいました。




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「そもそもなんですが、、、リムブレーキのホイールって、シューの当たり面は劣化するものなんですかね」


劣化しますね。使っているうちにシューが減るのはもちろん、リム面も削れていくものなんですよ



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「えーーー、リムって金属じゃないですか。で、シューはコンパウンドですよね。ってとは、金属の方は未来永劫使えるということに・・・」



残念ながら、なりません(笑)。イメージとしては、砂消しゴムで金属をずっと擦っている感じですかね



「なるほど、そういう表現をされると分かる気がする。じゃあ、アルミのリムとカーボンリムとでは、カーボンのほうが削れやすいですよね」



ですね。乗り方にもよるので断言はできませんが、目安としてカーボンリムブレーキは2万キロくらいで交換時期を迎えるかなと



「2万キロか・・・。ちなみにアルミリムだとどれくらいでしょう?」



うーん、2万から3万キロはいけるかなと。ただ、乗り方次第ではありますけどね




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「リム面の摩耗よりも、先にハブが終わってしまうこともありませんかね?」



シールドベアリングだとユニット交換することになりますが、カップアンドコーンだとグリスアップすれば比較的長期間もちますよ



「ってことは、カップアンドコーンのハブの方が長持ちするんでしょうか」



それが、そうとも言い切れないです。どっちもどっちですかね・・・。少なくとも、持ちの良さ云々はあまり考えなくって大丈夫です



「金属の面のホイールなら、未来永劫使える・・・ってことではないんですね。。。」



ホイールは消耗品ですよ。使っていればなんだって劣化しますが、ホイールもおなじ



「ホイールを長持ちさせるための方法とかコツってありますかね?」



乗らない・・・のは冗談として、一つ言えるのは雨の日には乗らない…ですね。濡れているとブレーキをハードに握りますよね?ということは、劣化も早まるってわけです



「しかも、シューの削れ方も半端ないじゃないですか。シューもリムも傷めるんですね。ちなみに私のホイールのカンパニョーロのシャマルミレですが、よく見るとちょっと削れてて、地の金属が見えてきてません?」




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見えてますね。まあ、でもまだこの状態でしたら交換の必要はありません



「そうなんだ。よかったー。なにしろ、シャマルミレは超気に入っているホイールなので、まだまだ乗りたいと思ってます」



この調子なら、もう3年くらいは乗れると思いますよ



「よかったー」



まあ、その前に新しいホイールが欲しくなるとおもいますが…(ニヤリ)



「…うっ…私もそんな気がしています…(汗)」






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