丸8年ボードウォークに乗ったとして、どのへんのパーツが傷んでくるのか?メカニックさんに確認してみた

この記事を書いている中山は2010年にダホンのミニベロ、ボードウォークを購入しました。丸8年間になるので、それなりに傷んでいそうな気はするのですが、いろいろパーツはいじくってますので、完全に8年前のママ・・・ではありません。ただ、フレームはそのままだし、ヒンジ部分の劣化が気になると言ったら気になりますね。

 
このように、1台のミニベロをずっと所有している場合、どのへんが痛むのかとか、パーツ交換を検討したらいいのかとか、知っておいて損はないと思います。

 
そこで、メカニックの長尾さんにコツとか注目ポイントを教えてもらいました。
 

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傷みの有無は乗り方とか距離にもよるので、単純に所有年月では決まりはしませんが、一般論でいえば痛みが進んでいるのは間違いないでしょうね


「折りたたみのヒンジ箇所とかも多いし、傷んでくるとしたらどのへんからでしょう?」


トップチューブのヒンジ、そしてヘッド部分のヒンジですね。負荷がかかるここをチェックしてあげるといいです


「緩んでくるとか、ですよね」


ええ、増し締めしてあげればたいていは治ります。が、あまりにも劣化が進んでしまうと、増し締めではどうしようもなくなり、フレームがご臨終・・・となります



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「そういえば、私が以前所有していたダホンのMuは、丸5年でフレームが逝ってしまいました」


あれは相当な距離を乗り込みましたもんね…。まあ、天命を全うしたと言っていいと思いますよ。ただ、折りたたみ自転車でなければもっと長くは乗れたとは思います


「そのへんはフォールディングミニベロの宿命ですよね。で、他に傷みやすい部分はどこでしょう?」


うーむ、まあBBとかはチェックしてもいいかもしれません



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「けっこうガタはきてそうな気がする・・・交換するとしたら、BBだけでいいんでしょうか?」


いや、中山さんのボードウォークはKCNCのを使ってますよね?あれはKタイプという特別な規格のモノでして、今はKCNCは作っていないんです。なので、交換するとしても同じものは手に入りません


「では、どうすれば?」


スクエアテーパーのものであれば、まあどれでも・・・。メーカーも抱負なので、そのへんの心配は不要です


「それを聞いて安心しました」



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あと、ハンドル部分のクイックレバーですが、ここも長年使っていると経年劣化で締りが悪くなります。ネジを調整することで締める強度を保つことはできるんですが、レバーの動きが渋くなりますね。なので、あまり力を入れて締めるのがしにくくなりはします。まあ、これも治すことはできますので、ご安心を


「了解です。ところで、以前のボードウォークにはなくって、今は備わっているパーツがフレームの下にありますね」



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ああ、このワイヤーですね。トップチューブとBBをワイヤーでつなぐことでフレームトライアングルを形成しまして、フレームヒンジ部への負担を分散してくれるんです


「触ってみてもいいですか・・・あれ?硬くはない」


そうなんです。フレームを展開したとき、このワイヤーを前後で引っ張り合うんですよ。そうすることで、上からの重量にたいして反発するわけです。これ、見た目は頼りないかもですが、十分に意味はある構造なんです


「おおー、ボードウォークも進化しているわけですね」


私物のボードウォーク(ブルホーン化済み)はいつでも試乗できますので、ボードウォークが気になっている人は気軽に私に声をかけて下さー


「はーい」
 


 
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