油圧のディスクブレーキってデメリットあるの?

ディスクブレーキには機械式と油圧式の2種類ありまして、昨今はもっぱら油圧式ブレーキがメインです。
 

テクノロジーの進歩は嬉しいことですが、果たしてユーザーにとって使いやすいものなのか、それとも意外な使いにくさがあったりしないのか?

 
油圧式ってメンテとか大変なイメージあるので、そのへんのメリット、デメリットを長尾さんと小屋敷さんに聞いてみました。
 


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ストレッチする小屋敷さん




率直に言いますと、油圧のデメリットはほぼほぼないですよ。いまディスクブレーキで組むんだったら、間違いなく油圧式をお勧めします


「まあ、純粋に性能だけで見たら機械式に圧倒的にリードしてますからね。ただ、なにかデメリットってないんです?」


たとえば、どんなケースをイメージしてます?


「飛行機輪行は問題なくできるんでしょうか?気圧の変化のせいでバーストしたり、オイルが漏れるとか」


ないですね。全く気にしなくてOKです



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「じゃあ、季節の気温による変化は?夏と冬とでは調整が別途必要になる・・・とか?」


それもないです。外的環境にさゆうはされないので、ユーザー側で何かをいじるってことは基本的にないと思ってもらって大丈夫


「そうなんですね。てっきりナイーブな機材なのかなって思ってました」


ホースが抜けるとか、なにかしら壊れない限り、問題ないです。バイクとか車のブレーキをイメージしてください。ぜんぜんメンテフリーでしょう?


「なるほど、それを聞いてちょっと安心」


ただ、仮にトラブルでブレーキがきかなくなってしまったら、出先だとやや厳しいですね



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「それはメンテや修理が難しいから?」


そうです。機械式とかキャリパーブレーキならパーツを置いてあるお店は多いですが・・・


「油圧を弄れるってお店、そもそもあんまりなさそう・・・」


そうです。それだけが不安要素ですかね。まあ、でも滅多に起こり得ないトラブルではありますけどね


「なるほど」


あとは、油圧式ブレーキあるあるが、ホイールを外した状態でブレーキレバーを握ってしまうこと。ブレーキパッド同士がくっついてしまうと、外せません。マイナスドライバーでこじあけることはできますけど、傷をつけるのであまりやりたくないですね。最終手段です



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「厚紙をかませることで、くっつくのを予防するってのはありますね」


そう。その手間さえ惜しまなければ、輪行だって怖がる必要はないですよ。まあ、キャリパーブレーキのほうが楽って言えばそうなんですが


「うーむ、キャリパー式のロードは1台持ってますが、いつかディスクロードを買い足したいな・・・。そのときは油圧式ブレーキを選びます!」

 

 
 
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