ロードバイクを趣味にする人にとって、 クロモリロードは憧れと言うか、ひとつのゴールと言うか、 まあそんな感じじゃないでしょうか。いつかはクラウン、的な。
ハクセン鳩ヶ谷がお付き合いしているメーカーのひとつにTOEI さんがいらっしゃいまして、オーダーで自由に組めるのが特徴。
ちなみに社名は「東叡社(とうえいしゃ)」と書きます。 埼玉県川口市にあります。
そのTOEIで組んだオーダーロードが完成したので、 ちょっと紹介させてください。
ひゅ~~~~~~~! かっこいい……( ´Д`)=3
見た目はややクラシカルな印象。 いたってオーソドックスなルックスですね。 パイプはカイセイの8630Rというやや硬めのものを使っている そうで、ハクセン鳩ヶ谷メカニックの長尾さんは「 硬くてシャキッとした乗り心地」とのこと。
カイセイの8630R はいわゆるいまどきのパイプらしく、 剛性を高めつつも軽く作ってあるんだとか。 軽めなので当然ながら薄めの構造となっていますので、 そういうフレームは「気を使って大事に乗ってあげてね」とのこと らしいです。
重量は8.6キロなので、 クロモリロードが通常は9キロを超えることを考えても、 500gほど軽くなっていると思ってもらえばOK。 500gはでかいですよ。
ちなみに長尾さんは硬めのフレームが好きなので、 このバイクは彼の好みにもマッチするそうな。
なお、 長尾さん所有のクロモリロードはタンゲのナンバーワンというパイ プで組まれていて、カイセイの8630Rほどは硬くはないそう。
で、 オーナーさんの許可を頂いてちょっと試乗させてもらいました。 さぞかしガチガチに硬いのだろうと思って走り出したのですが…… ん??
「ぜんぜん乗り心地いいやん・・・ むしろ快適でずっと乗っていたいと思わせるやん……」
が正直な印象でした。でも踏むと軽やかに反応してくれる。 硬いフレームって情報をもらっていたのに、 受けた印象はぜんぜんちがう。これはいい…。
で、 同じオーナーさんはパナソニックのエンデュランスディスクロード もお持ちでして、 それも試乗してTOEIクロモリと比較してみました。 こっちはやや重量があって、 パイプはタンゲのプレステージというものを使っているそうですが ……。
うむ、たしかにTOEIよりマイルドだなと感じました。やはり、 乗り比べると分かるものですね。まあ、 タイヤがTOEIは23c、 パナは25cだったのでコンディションは同じではなく、 厳密な比較とはならなかったのですが。
完全に個人的な好みでいいますと、 TOEIのシャキッとして軽いフレームはかなーり気に入りました 。私もいつかクロモリロードを狙っていますので、 TOEIは確実に候補に入りましたね…。
なお、TOEIさんはタイミングにもよりますが、注文してから2ヶ月位はお時間を見ておいていただきます。繁忙期は6ヶ月待つこともあるので、気になる方は長尾さんか小屋敷さんに相談してみてください。