ハクセン鳩ヶ谷でもっとも人気の高いミニベロの一つ、CARACLE-S。業界最小サイズになるバイクということで、特徴がはっきりしているというか、突き抜けております。
前回はカラクル社の方の声をお届けしましたが、今回も営業マンさんからお聞きした内容をお伝えします。今回はCARACLE-Sについて!
※長尾さんとカラクルの営業マンさん
「CARACLE-S についてなんですけど、今後はどんな予定があるんでしょう?なにかしら新しい施策は打つ予定なんですか?」
「CARACLE-Sのドロップハンドルモデルを計画中です。フレームは現行のものを使いますが、ちょっとだけ変更点があって・・・」
「えーっと、CARACLE-SってVブレーキ採用じゃないですか。だとすると、そこってそのまま・・・ではないですよね?」
「ええ、キャリパーブレーキにします。あと、タイヤサイズが406なのを451にします」
「おお!サイズがアップしてより走行性がアップするんだ。でも、待ってください。同じフレームに451サイズのホイールが入るんですか?」
「入るんです、それが。あと、もうひとつお伝えするとCOZのフラットバーモデルもリリースする予定があって、それは来年の春とかになりそうなんですが、それより先にドロップハンドルモデルのCARACLE-Sが出る予定です」
「それは楽しみだ。ところで、標準のCARACLE-Sって初代は10.8kgでしたが、現行の改良版は9.7kgなんですよね。これってフレームを改良して実現したんですか?」
「いいえ、フレームはそのままで、周辺機材を見直しまして、ホイール、サドル、シートポスト、、と小刻みに改良して軽量を図ったんです」
「コンポーネントは?」
「コンポーネントはそのままです」
「緻密な努力を積み重ねての実現なんだ・・・すごい。このサイズにコンパクトになるのに加え、10キロを切るとは・・・!」
「飛行機のスーツケースに入るというのもセールスポイントです。つまり海外旅行や国内旅行でもっていけてしまうんですよ。しかも、飛行機の手荷物で追加料金のかからない三辺158センチ内に収まるので、お財布にも優しい」
「それは素晴らしい!まあ、海外旅行にミニベロを持っていこうと考える人は限られるでしょうが、新しい使い方の提案にもなるし、旅先でちょっとした足ってあると超便利なんですよね・タクシー使ってばかりだとお金かかるし、そもそもタクシーのない地域に行くこともあるし」
「じつは、飛行機で無料で運べるスーツケースに収まるミニベロを開発しようってことで生まれたのがCARACLE-Sなんですよ」
「そこが開発原点なの!?なんとまあマニアックな視点…」
「ユニークでしょう?CARACLE社って(笑)」
「ですね。あ、そうそう。このCOZのフレームにある猫・・・?っぽいのはなんなんですか?ずっと気になってて」
「これはカラクルの社名の由来でもあるカラカルという山猫の一種です。すばしこくて俊敏な猫なんです。日本には生息していなくて、中東とかアフリカにいます」
「へ~~~」
「あと、もうひとつの由来は”からくり”ですね。日本人って物を正確かつコンパクトにする手先の器用さが世界でも評価されているじゃないですか。その日本人が本気でつくると、こんな見事なからくりのようにコンパクトにすることができるんだってことですね」
「意気込みがすごい(笑)」
「ただ、長尾さんはカラカルのロゴが”宇宙人にしか見えないw”って言うんですけど(笑)」
「たしかに見えなくもないです(笑)」
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