TOEIのフレームはフルカスタマイズできて楽しいぞってお話

ハクセン鳩ヶ谷でちょくちょく注文いただくのがTOEIさんのフレームです。
漢字で書く正式社名は「東叡社」。。。パッと見はフレームつくっている会社とか、自転車に関係ある会社って印象を受けませんが、でもそうなのです。
  
 
ちなみに場所は埼玉県川口市です。
 
 
TOEIさんの社長が直々にフレームを納品されたので、ちょこっとお話を聞いてみました。
 
 
 

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開封の儀…






「TOEIさんのフレームってどんなお客さんが多いんですか?」


おじさんとおじいさんですね。けっこう平均年齢は高めです



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「失礼ながら、あまり雑誌とかネットで名前を見かける機会がないんですけど、広告はされないんですか?」


そこにお金を投じたくないってかんじですかね。地道な活動を通じて我々を知っていただきたいって気持ちなので


「ユーザーさんはどんな使い方をされることが多いです?」



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ツーリング車的な用途が多いですね。なかには70代の方もふつうにいらっしゃいますが、長年乗ってこられた方々はお年を召してもお元気です(^^)


「ちなみにこのTOEIさんのフレームって、どんな特性なんでしょう?」


いろいろありますが、パイプによりますね。たとえば8630Rチューブは端が0.7mmで中心部分が0.5mmです。ニッケルが混ざっててやや硬め


「はいはい」



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それに対して、プレステージだと 端が0.7mmで中心部分が0.4mmです。ちょっとさけ薄くて軽い。あと、焼きを入れるのが特徴ですね
 

「焼きを入れる?するとどうなるんですか?」


硬くなります。8630Rとプレステージのどっちが硬いかっていうのは一概に言えなくって、フレームのサイズにもよりますからね



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※8630Rのパイプを使ったパナソニックのFRCC22




「一般的に、小さいフレームは硬くなりやすく、大きのはたわみやすいって言いますよね?」


ですね。なのでサイズやオーナーさんの要望に応じてパイプをきめていくんですよ


「それがフルオーダーのクロモリの魅力ですよね・・・」



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なお、さっき説明した プレステージ のパイプはフレームの前の三角形の部分のパイプしか作られていません。シートステー、チェーンステーは8630Rのパイプを使うしかないです


「そういうものなんだ~。勉強になります」


いわゆるカーボンのエアロロードとか、かっこよくてもちろん素晴らしいんですけど、フルオーダーのロードバイクにはそれ独自の良さ、魅力があるんですよ


「私もセミオーダーですが、クロモリに乗っているのでその気持は良くわかります(笑)。最後に、TOEIさんのフレームを発注するとどれくらい納品までにお時間かかります?」



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タイミングにもよりますが、3-4ヶ月は見ておいてください。なにしろ手作りなので・・・。これでも短くなったほうで、以前は2年待ちとかザラでした


「2年は長い!でも、3-4ヶ月ならふつうに待てそうですヽ(^o^)丿」
 


 
 
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