ESRのミニベロ「パーサー」 がハクセン鳩ヶ谷ではかなりの人気モデルになっています。
機械式ディスクブレーキを備え、流線型の美しいフレームで、 カラーバリエーションも豊富。それでいて価格は62,500円( 税別)とかなりリーズナブル…というのが人気の理由です。
このパーサーを長尾さんが個人的に1台仕入れ、 これから鬼カスタマイズしていくそうな。 べつにお客さんからの注文ではなく、 完全に彼個人の趣味の話です(笑)。
どんなカスタマイズを施していくのか、計画を訊いてみました。
長尾さん……いったい、どんなカスタマイズをしようというのか……
長尾さん……いったい、どんなカスタマイズをしようというのか……
パーサーの公式サイトの情報を抜粋しますと、
・開発にあたり、『美しさ』『安心』『安全』 の追求を大きなテーマとした
・フレーム、フォーク、ハンドルステム、シートポスト、 フレームの折りたたみヒンジまで、徹底的に強度にこだわった
・一般的なA6061材の1,3倍の抗張力を誇る「 ESRオリジナルSP6000」にハイドロフォーミングを施した
・美しい流線型のフォルムに仕上げた
とあります。
まあ、細かいことは置いておきましょう。 ぱっと見でPOPで可愛らしいデザインですよね。 筆者自身は個人的にすごく好きなデザインとカラーです。
ミニベロをカスタマイズは仕事でもプライベートでもしまくってい る長尾さんのお手並み拝見…と行きたいところですが、 まだパーツを構想中なんだとか。
で、FIXはしていないものの、 構想中の計画を聞かせてもらうと、 こんなかんじで考えているそうな。
・シートポスト:アルミ(34x580mm, 20mmオフセット)→ liteproの軽量アルミに
・サドル:SELLE ROYAL→ 未定
・タイヤ: KENDA K-193 20x1.5 (40-406)→ シュワルベのKOJAKに
タイヤにはビッグアップルも検討してみたんですが、
↓
で、肝心のコンポーネントは、 なんとSHIMANOのグラベル用のGRXを考えているそうな。
なんでGRXなんですか? GRXにすることでどんなメリットがあるんですか? と聞いたところ
「愚問!だってカッコいいから!それがカスタマイズの醍醐味!以上!」
と力強く断言しておりました(笑)。
※GRXのリアディレイラーです
GRXなんですかにするということで、 ハンドルは自ずとフラットバーからドロップに変更になります。 ただし、クランプ経が25.4mmなので、 そこに適合するドロップハンドルがなかなかないそうな。。。
「日東ならあるっちゃあるけど、 丸ハンドルでクラシカル過ぎてパーサーには似合わない」
とのことです。
しばらくはいろんなパーツ漁り?探し?をしていくそうな。
GRXは10速モデルと11速モデルあって、安い方の400( 10速)で最初は考えていました。ただ、 10速はカセットスプロケットが11- 36Tしか選べないそうです。
フロントをシングルの55Tで考えているそうで、 本当はリアの最大ギアに42がほしかったそうだったので、 ちょっと計画が狂ってしまったそう。
※ハンドルポストをTernのものに交換できるか確認中の長尾さんと小屋敷さん
※最終確認はまだですが、「Ternのハンドルポストは使えそう!」とのこと
そこで、少々コストアップにはなるけど、11速にして、 カセットスプロケットを11- 42Tにするということに変更したそうです。
なお、ブレーキは当然油圧です。 機械式はGRXには用意されておりませんので。
ここまで来ると、ホイールもいじりたくなるものですが、 長尾さんによると
「ノーマルのままで行きます。というのも、 フロントホイール幅が100mmではなく、 74mmというかなり珍しいものだから。つまり、 ホイールの選択肢がほぼないということを意味するからです」
ということで、ホイールはそのまま…です。
まだタイヤをKOJAKにして、 シートポストをLiteproにしただけで、 本格的なカスタマイズはこれから…ですが、 完成したら改めてご報告します。
パーサーをカスタマイズしている事例はあまりないはずなので、 お楽しみにお待ち下さい。完成時期は未定ですが(笑)。あと、完成したらきっと試乗車になるので、乗れます(*^^*)
<パーサーのことがよく分かる参考記事>
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