ダホンのEEZZ D3、フロントのベアリングが調子悪くなる問題は…あるあるです

筆者の愛用ミニベロ、ダホンのEEZZ D3なんですが、ハクセン鳩ヶ谷で購入してもうすぐ3年になります。めちゃくちゃ乗り回すって使い方ではなく、日常の足がメインなのでさほど走行距離は稼いでいませんが、それでも数千キロにはなります。
 

その間、チェーンもスプロケットも交換はしておらず、タイヤもそのまま。ワイヤー類もいじっていません。なので買ったときのママ今も乗っている…状態です。

 
そんなEEZZ D3くんですが、ついに異変が起きました。


ハンドルの回転性がやや渋くなってきたので、小屋敷さんに診断&修理してもらいました。


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「21年の5月で購入丸3年になりますが、これまでなんの不調もなかったんです。が、1ヶ月前かな。。。なんとなくフロントハンドルがスムーズに旋回しなくなりまして」


でしたね。ということで、フォークを抜いてベアリングを確認してみました。結論から言うと、グリスのせいです



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「ん?というと、漏れてしまってた…とかですかね?」


それもあります。実際、ちょこっと不足していましたので、注入してあります。ただ、そもそもダホンのベアリングってシールドではない、シールドっぽいベアリングが使われていまして


「えっ、どういうことでしょ?シールドっぽいけどシールドではない??」


完全なシールドベアリングではなくって、すこーしだけ隙間が空いてます。そこからの漏れがしょうじてました。バラせない構造なので、隙間からスプレーグリスをじっくり吹き付けて入れていく…って方法しかなかったんです



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「でも、おかげさまで完全に復調してますよ。まるで新品のような回転をしてくれて、クルクル回ります」


このグリスのせいでハンドル回りにくい問題なんですが、じつはダホンよTernのミニベロではあるある現象なんです。冬場になるとやや固まりやすいグリスが使われているんですよ


「えーーー、初めて聞きました。それってミニベロとロードバイクとでは使われているグリスの種類が違う…ってことですかね?」


それはあると思います。なので厳密には故障ではないことも多いです。実際、暖かい季節になるとグリスが緩んで、ハンドルが回りやすくなる…って事象もありますよ(笑)


「なーんだ、そういうことだったのか~。ちょっと安心」



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ただ、中山さんのベアリングは、フォーク側のベアリングの表面が少々錆びてはいましたけどね


「雨の日はぜんぜん乗っていないんだけどな~、注意して乗っていても、サビは発生してしまうものですか?」


まあ、工業製品ですからね~。完全に防ぐってことはできないです。それはミニベロもクロスバイクもロードバイクもいっしょです


「じゃあ、今回の ハンドル不調に関しては、とくに部品交換は発生していない??」


ええ、洗浄とグリスアップで復活できました。まだまだ快調に乗れるので、EEZZ D3くんを大事にしてあげてください!


「ありがとうございます~~~」
 


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完全復活!!



 
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