T&Kという台湾メーカーが作る「NeoCozma」 というチタンフレームがあります。 日本ではスマートコグという大阪にある会社が代理店でして、 ハクセン鳩ヶ谷でも3年くらい前から取り扱いを開始しました。
で、2021年になって初めて最初に1台が売れました。
なぜ1台売れるのに数年もかかっているのかって?
なぜなら、めちゃんこ高額なフレームだから。。。です。
まるで鏡やんけ…
まだ仮組みすらしていない、スッピン状態ですが、 オーナーさんに見せていただきました。
なにこれ!!!
すごい!きれい!
鏡のように輝いている…!しかもフレームだけじゃなくって、 フォークもぜんぶチタンです。 64チタンという剛性が高いものだそうな。
チタンにもいろいろ種類があるそうで、64とか32とか…。
で、このフレームの素材、Ti-6Al-4V (通称64チタン)は「スパイラルチューブ」と呼ばれています。 つまり螺旋状ってことですが、何が?どこ?ってかんじですよね。
チェーンステーをよく見てください…。なんか、薄っすらと… 規則的に…線のようなものが入って、盛り上がってますよね?
チェーンステーをよく見てください…。なんか、薄っすらと…
パイプをただ繋げているのではなく、
ちなみにフレーム単体で59万円です。すげえ…。
ということは、コンポーネントとかホイールの選択次第では、 余裕で100万を超えますね。
オーナーさんにこっそり何で組むのか聞いてみたところ、 コンポーネントはスラムのRED(電動油圧)で、 ホイールはエンビー。
セラミックスピードのビッグプーリー(超でかい)を使うんだそうです。
値段はあえて書きませんが、これだけでそこそこの完成車のロードバイクが1台買えてしまいます。
たしかRED(電動油圧)
あかん。。。頭がクラクラしてきた。。。
軽自動車が新車で買える・・・。(← それは言ってはいけないセリフ)
ただ、チタンバイクって恐るべき魅力があるというか、 価格を凌駕するスペシャル感がありますね。 クロモリも良いものですが、なんかレベルが一段ちがうというか・ ・・。
長尾さんは、
「 クロモリはずっと乗っていると徐々に乗り味が変わってしまうけれ ど、チタンは全く変化しません。完全なる一生物ですよ!」
と力説していたので、私もいつか「NeoCozma」 が買える男になりたいものです。
なお、もしも「NeoCozma」がほしい! って方のために納期情報をお知らせしておきますと、 フレームで約2~3ヶ月だそうな。まあ、 コンポーネントとかホイールの入荷でもうちょい待たされるかもし れませんので、もうちょいは実際はかかるかもしれません。