台湾発のチタンフレームNEO COZMAをスラムのREDで組んだバイクがすごすぎる

台湾発のチタンフレームNEO COZMAをご存知でしょうか?

 

メーカー名は「T&K」という高級チタンフレームです。

 
2010年からチタンフレームを製造しているので、歴史はまだ12年ほど。


最大の特徴はダウンチューブとシートチューブに使われているチタンチューブが、「チタンの板を螺旋錠に丸めながら自動的に機械で溶接していく製法」で作られいる点です。

 
いったいナンノコッチャ…ってかんじですが、チューブの表面をよーく見ると、螺旋状の溶接跡があります。


この製法だとねじれ剛性が上がりますが、元々使われているチタンは強度に優れる64チタン。
とにかくすごく手間のかかったフレーム…なのです。
 

今回は、チタンフレームNEO COZMAをREDで組んだハクセン鳩ヶ谷のお客様のバイクを紹介します。



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なんと総額200万円オーバー!です。
 
 




「ピッカピカに輝いてますが、これってフルチタンですよね…?」


ですね。チタンで統一することにこだわってて、フレーム以外の細かなパーツもチタンを選んでます



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「チタンって乗ったこと無いんですが、カーボンやクロモリに比べてどう違うんでしょう?」


一言でいうと、しなやか…かな。クロモリよりしなやかでじつに乗りやすいです


「チタンって、アルミより柔らかく、クロモリより硬いって言われることが多いじゃないですか。硬さや不快感はないんですか?」


NEO COZMAに限って言うと、まったくないです。とても快適で、むしろロングライドに向いているかなと
 
「それはなんだか意外です」



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ただ、けっして軽い素材ではないので、カーボンには当然負けます。重量は8.3kg くらい。まあ、REDと軽量ホイールで仕上げてそれなので、コンポーネントの選び方によっては8.5kg を超えるでしょうね


「コンポーネントもパーツもなんかすごそうですね。まずコンポーネントがRED?」


フルセットで58万だったかな…。フレームが60万なのでこれだけで120万円(笑)


「…すご…。あの、REDって使ってみてDI2と違いは感じます?」



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デュラエースのDI2も持ってますが、性能面でいえばDI2の圧勝。正確で素早く動くのはシマノ。しかも…


「しかも?」


REDは電池の持ちが悪い。DI2を10とすると、体感的に3くらいでバッテリーが切れます


「それは早い…早すぎ!さすがのシマノと褒めるべきなのか、REDがあかんのか、よくわからないですが」


ホイールはDT SWISSのPR1400というモノ。クリンチャーですが1400gとかなり軽量な部類に入ります



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「お~~~、それはすごい!素晴らしいホイールじゃないですか」


が、これはサブでして、本命はENVEなんです。が、1年以上待っているのにまだ入荷されない(笑)


「ほほう、まだこの上にするわけですね。ちなみにお値段は…」


40万ちょいの予定です


「おおう…」


あと、いじった部分でいうと、チタンのステムが6万、チタンとカーボンのハイブリッドハンドルが6万、カセットが6万、BBが5万、エッグビーターのペダルが6万


「待ってください…気が遠くなってきました…」


くわえて、セラミックスピードのチタン製プーリーは22万です



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「は???単体で?」


はい。なのでENVEのホイールが来たら総額250万円になりますね


「クルマが買えますね。しかも相当良いクルマが」


はっはっは…なのでNEO COZMAではコンビニも寄れないし、ちょっと駐輪しておくこともできません。乗ったら帰宅するまで乗りっぱなし


「でしょうね(;´∀`)」


それだけも価値のある素晴らしいバイクですよ。中山さんもNEO COZMA、買いません?


「買えません…(´;ω;`)」
 
 
 

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8月22日(月)~26(金)まで夏休みを頂きます。
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