ハクセン鳩ヶ谷は1973年に創業し、今年で満42周年を迎えることになるわりと長い歴史を持つ自転車ショップです。
店名に鳩ヶ谷とついているのは、川口市に合併される以前の鳩ヶ谷市の名残です。今の所在地は川口市です。
鳩ヶ谷市と川口市のミニベロ&ロードバイクシーンを永年見つめ続けてきたハクセン鳩ヶ谷の店長(68歳)が、2014年を静かに振り返ります。
今年の4月から始めたハクセン鳩ヶ谷によるブログ、「自転車マガジン」も年内ラストとなりました。
多くのお客様にお読みいただき、とても嬉しく思います。
TIPSやノウハウ系のコンテンツを中心にお届けしていましたが、気がついたら新入荷したバイクを紹介し忘れておりました(爆)。ということで、今回はハクセン鳩ヶ谷に最近入ってきたロードバイクを一気にご紹介しますね。
ロードバイクメーカーでBOMAを製造しているASKトレーディングに訪問してきた続きです。カーボンについてのうんちくを、基本的なことから、ディープな世界までたっぷりお聞かせいただいたあとは、お待ちかねの試乗タイム。
<参考リンク>
ロードバイクメーカー、BOMAの会社(ASKトレーディング)に行ってきた!(その1)
なんと、BOMAの 2015NEWフレームであるRSI-pro(アールエスアイ・プロ)とALLUMER-α(アルマー・アルファ)に試乗させていただき、乗り比べてみることにしました。
みなさんは、これまでにロードバイクメーカーに行ったことはあるでしょうか?
実際にフレームを作っている会社の中の人とお話をされたことはあるでしょうか?
ふつうは、なかなかそんな機会はないものです。
ロードバイクを買うとき、参考にできるのは周囲の知人や友人、そして自転車屋さんくらい。
私、中山もそうでした。
カーボンのロードバイクを所有していまして、購入前は散々悩んで吟味したつもりだったのですが、素人にカーボンの種類や形状や特性を理解できるわけがなく、「やっぱ、オトコはカーボンでしょ」くらいの感覚で最終的に選んでいます。
そんなあるとき、ハクセン鳩ケ谷の長尾さんから、「BOMAの中の人に会ってみます?」と提案をうけました。自分の愛車のフレームを作っている人から直接話を聞けるなんて、滅多にないチャンス!
私は二つ返事で快諾したのでした。
ハクセン鳩ケ谷ではこれまでFELT、GT、BOMAを中心にロードバイクを扱ってきましたが、今月から新たにFUJIもラインアップに加わりました。
FUJIとはどんなバイクメーカー(リンク先はウィキペディア)なのか?店頭に並ぶのはどんなバイクなのかを紹介します。
※公式サイトのスクショ
ちなみにFUJIは1899年11月創業で、実に100年以上の歴史がある老舗メーカーです。
1899年(明治32年)にはアル・カポネや川端康成が生まれ、日本電気(NEC)が創業された年でもあります。大昔ということがわかりますね。
このブログで最も読まれているページは、「ハクセン鳩ヶ谷流、ハンパないロードバイク納車式」です。
ハクセンでは納車式に2時間かけるのが習わしで、基本的なメンテ法を覚えないと店主が帰らせてくれないってことを紹介したのです(笑)。(まさか、この記事がナンバーワンになるとは予想だにしていませんでしたが・・・)
ツイッターとフェースブックで拡散したこともあって、ぶっちぎりで読まれているページです。これにはハクセン鳩ケ谷の店主も、「べつに珍しいことをしているつもりもないのに、どうして?」と驚いています。
「あまりにも読まれるものだから、ますます納車に手を抜けなくなっちゃったよ(笑)」ともぼやいています。もちろん、冗談ですが(笑)。
私がお店に行くと、たいてい店主は納車説明をしていて、タイヤ交換を仕方を解説したり、折りたたみ自転車の収納方法を披露しているんですが、個人的に「そのこだわりはどこから来ているのか?」と興味が湧いてきました。
そこで、どうして店主が納車に2時間もかけるのかを尋ねてみました。
自転車業界では、年に何回かメーカーによる新製品発表会が開催されます。
ハクセン鳩ケ谷と長年お付き合いいただいているライトウェイの2015年新車説明会に先日行ってきたので、その様子をお届けします。 ちなみに、ライトウェイは7月に入門用のバイクを発表し、しばらく開いて9月に高級タイプのバイクの発表をする流れになっています。
今回は、FELT(フェルト)の入門ロードバイクであるF75、85、95とAR5等が展示されていましたよ。
みなさんは、ロードバイクをビンディングシューズで走るようになったのは、何歳のときですか?立ちゴケをしたのは、何歳のときですか?中山は、41歳のときです(笑)。
41歳で生まれて始めてビンディングシューズを使い出し、2年間で3回立ちゴケしたことがあります。立ちゴケのリスクは理解しつつも、やっぱりロードバイクに乗るなら、いつかはビンディング。デビューしなくちゃならないですよね。
ハクセン鳩ケ谷には、小学6年生でビンディングデビューに挑戦する男の子のお客さんがいます。たった12歳の少年がビンディングシューズ開始ですよ。このチャレンジ精神、見習いたい。この歳から始めれば、相当うまくなれるだろうなあ。
ただ、この少年のお父さんはロードバイクに乗らない方なので、知識や経験を伝えられません。ということで、お店でレクチャーすることになりました。見ているこっちもヒヤヒヤものでしたが、その結果は・・・?
ドキドキ・・・
42年も自転車屋さんを営んでいる人の話は、知らないことだらけで滅法おもしろい。
ロードバイク&ミニベロアンバサダーを名乗るボクだが、メカニカルなことは詳しくないし、歴史も全然知らない。アンバサダーを名乗るのは、「ボクのようにゼロ知識からはじめても、あっという間に楽しめてしまう自転車の楽しさを伝えていく役割」だからだと思ってて、決して博識だからではないのだ。
ということで、まだボクがスポーツバイクに何の興味もなかった1990~2000年あたりのスポーツバイク事情を訊いてみた。