みなさんは、ロードバイクをビンディングシューズで走るようになったのは、何歳のときですか?立ちゴケをしたのは、何歳のときですか?中山は、41歳のときです(笑)。
41歳で生まれて始めてビンディングシューズを使い出し、2年間で3回立ちゴケしたことがあります。立ちゴケのリスクは理解しつつも、やっぱりロードバイクに乗るなら、いつかはビンディング。デビューしなくちゃならないですよね。
ハクセン鳩ケ谷には、小学6年生でビンディングデビューに挑戦する男の子のお客さんがいます。たった12歳の少年がビンディングシューズ開始ですよ。このチャレンジ精神、見習いたい。この歳から始めれば、相当うまくなれるだろうなあ。
ただ、この少年のお父さんはロードバイクに乗らない方なので、知識や経験を伝えられません。ということで、お店でレクチャーすることになりました。見ているこっちもヒヤヒヤものでしたが、その結果は・・・?
ドキドキ・・・
まず、なにはともあれシューズを選ばねばなりません。試し履きを繰り返し、選んだのはDMT。私が使っているのと同じメーカー。DMTはイタリア製ですが、幅広な日本人の足にもよくフィットするシューズです。ナイスなチョイス!
次に、クリートを合わせていきます。お父さんは、やや心配そう・・・(笑)。
ちょっと歩いてみましょうか。
「思ったよりも歩きにくくない!」だそうで、ふつうに歩く分には、短距離ならSPDでも大丈夫ですよ。ただ、滑って転倒だけはしないでくださいね・・・。
ペダルをシマノのSPDに交換し、固定ローラーにバイクを設置。サドルにまたがってみます。固定されているので転倒の心配はありません。
右足からクリートをキャッチにはめようとしますが・・・なかなかはまらない。まあ、最初は誰でもそうです。キャッチ部分が見えないので、「ここかな?あれ、違うここか?どこだ・・・ガチャガチャ・・・あ、ハマった」ってかんじで、探りながらになるんですよね。
で、ハマらないと、つい足元に視線を落としてしまいがちなんですが、これはNG。目線は前方のまま、見ずにクリートをキャッチする感覚を覚える必要があります。
「見ちゃダメだよー」と何度も言われても、ついつい顔が下を向く少年(笑)。まあ、気持ちはわかります。右足がハマり、ペダルを回しつつ左足も・・・といきたいところですが、そうは簡単にいかないですね。ガチャガチャと音を立てながら、ペダルを数回転させてようやく両足が固定されました。
足が固定されてペダリングが気持ち良いのか、グイグイ回し続けてます。今度は外してみようということで、左足首をひねります。
でも、足首を外側にひねる動作というのは、日常生活ではまず行わないアクションです。初めてだと力が加えにくいと感じる人もいるので、外す動作も練習が必要。
私はロードバイク以外にサッカーをするので、この動作には違和感がなかったのですが、そうでない人には不思議な動きに感じるみたいですね。少年も、ちょっとばかり手こずっていたようでした。
あとはひたすら慣れるために、付けては外しを繰り返すのみ。がんばれ少年。
今日はローラーだけでの練習でしたが、次は車のない場所での練習でしょうか。今日はそこまではいかなかったよう。ビンディングシューズで乗るということは、いつかどこかで立ちゴケしてしまう日が訪れるものなのですが、くれぐれもケガはしないでほしいです。そして、これまで以上に安全運転で!
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