ハクセン鳩ヶ谷の店長がお客さんと沖縄離島をツーリングしてきたレポートの第2弾。今回は、ツーリングが大好きなハクセン鳩ヶ谷店長による、「ツーリング時の荷物の運び方」を伝授します。
店長 「全力で解説するよ!」
それにしてもこの店長、ノリノリである(笑)。
1.荷物は複数のバッグで小分けにしよう
ひとつのリュックに荷物を積みこむと、現地で困ることになります。大型のバックパック、貴重品や補給食などを運ぶウエストポーチ、バイクに装着するフロントバッグ、といったふうに、用途と荷物の量で使い分けるのが達人の方法。
ちなみに店長は、サイクルジャージのバックポケットを「荷物を落として紛失したことがあって、それ以来なるべく使わないようにしている」とのことです。
輪行バッグや着替え、ウィンドブレーカー、補給食など荷物が多くなるツーリングでは、バックポケットだけですべてを対応するのはやや無理があるので、なにかしらバッグはあったほうがいいでしょう。
2.すべての荷物を背負えるようにしておこう
空港や宿から宿へ移動するときは、当然ながら荷物はぜんぶ背負っていかねばなりません。よって、バックパックを2個とかの組み合わせはNG。すべてを一人で背負えるかどうかをあらかじめ考えておきましょう。
店長のお気に入りの組み合わせは、「薄手のバックパック、大ぶりのウエストポーチ、そしてバイクに装着したフロントバッグ」だそうです。
バックパックの下に青いウエストポーチが見えますね
3.ビニール袋をたくさん持っていこう
道中では汚れ物もでるし、ゴミは捨てる場所が無かったりでホテルまで持って走らなければならないことがあるそうで、そういうときに活躍するのがコンビニのレジ袋。急な雨の場合は携帯電話や財布を入れて濡れから守ることもできます。
あと、雨の中を走らなければならないとき、「靴下の上にビニール袋を履いて、ビンディングシューズを履くんだ。こうすれば、ソックスが乾いたままで、快適に走れる。濡れたままのビンディングシューズで走るのって、気持ち悪いんだよね」(by 店長)。
宿泊先が決まっているツーリングの場合、極端な話、雨が降ろうがヤリが降ろうが何が何でも走らねばなりません。そんなとき、いかに快適に走れるかどうかで旅の楽しさが大きく変わってくるのです。
蛇足ですが、店長のお気に入りのレインウェアはモンベルです。「100均ショップの雨合羽なんて、すぐ破れるし、蒸れるし、ツーリングでは役に立たない。悪いことは言わないから、ゴアテックス系のものにしておきなさい」(by 店長)。
4.ヒゲは毎日剃り、清潔さを保とう
ローディはただでさえ汗だくで不潔なのだから、お店によってはあまりいい顔をされない場合があります。そんなとき、髭面だとますます不快感がにじみ出てしまうので、せめてもの礼儀として髭を剃り、人様に不快感を与えないよう努力せよ、とのことです。
うーむ、考えたこともありませんでした。さすがツーリングの達人だけあります。
以上、ハクセン鳩ヶ谷店長による、ツーリングの極意(荷物の運び方編)でした。
次週以降は、どんな場所を走ってきたのかをお伝えしますね。(まだまだ続くよ!)
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