二輪の自転車とかオートバイがなぜ自立して走ることができるか、
ジャイロ効果とは聞き慣れない言葉ですが、物体が自転運動をすると(自転が高速なほど) 姿勢を乱されにくくなる現象を指します。つまり、 コケないというわけです。
ジャイロ効果という言葉は聞いたことはあったけど、 それがどういう性質でどんな効果を発揮するのかまでは、 理解していなかったのです。
ウィキペディアを引用しますと、学術的には、 フライホイールのような自転回転する物体について次の性質を指す そうで、以下の3つが特長として挙げられます。
1. 外部からモーメントが加わっていないかぎり自転軸の方向を保つ性 質
2.自転の角運動量が大きいほど姿勢を変えにくい性質
3.外部から自転軸を回すようにモーメントが加えられるとき、 加えられているモーメントの軸及び自転軸と直交する軸について振 れ回り運動をする性質
(うーむ、専門用語過ぎて、意味がさっぱりわからぬ。。。)
(うーむ、専門用語過ぎて、意味がさっぱりわからぬ。。。)
自転車やオートバイなどの二輪車において、
ちなみに自転車でジャイロ効果を生むのはホイールですが、 直径が大きいほどジャイロ効果が大きいです。よって、 20インチ(406)よりはやや経の大きい20インチ(451) 、 さらにロードバイクの700cのほうがより大きなジャイロ効果を 発生させます。
ミニベロは安定が悪いとかよく言いますが、 その理由はジャイロ効果の大小の差なんですね。 ジャイロ効果があればあるほど、自転車は安定し、 コケにくいわけです。( ホイールの大きなマウンテンバイクの29erも、 そういう意味では安定していると言えます)
ミニベロは安定が悪いとかよく言いますが、
蛇足ですが、自転車の安定性の話を続けますと、 フォークの角度が寝ているほうが、安定性は高くなります。 トレードオフとして、回転性(小回り)は効きにくい。 逆にフォークが起きているほどクイックなハンドリング& 小回りが効くことになりますね。
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