自転車パーツ Feed

ロードバイク雑誌とかカタログを見ていると、「意味のわからない横文字」や「聞いたこともない単語」が現れて、面食らうことがあります。


今年で自転車歴が4年になる中山も、今でこそ生意気にもロードバイク&ミニベロアンバサダーと名乗っていますが、最初はわけがわからないことだらけでした。



ダンシング・・・?踊るの?」って首を傾げたり、「ケイデンス?オーストラリア人っぽい響きの名前だな。え、違うの?」って勘違いしたり、「サイコン(再婚)?」と誤解して会話が噛み合わなかったのも今となればいい思い出です(苦笑)。



今回は、「異径(いけい)ヘッド」とは何かを、ハクセン鳩ヶ谷の長尾さんに解説してもらいました。


20141129_154501




なんだか、物々しい響きですよね・・・。





続きを読む »

ロードバイクやミニベロのリアディレーラーって、謎のネジが何本か見つかりませんか?


よく見ると、3本のネジがあるのですが、これらはいったい何の役割があって、どんなときになんのためにいじるのか、見ただけではさっぱりわからないので、長尾さんに訊いてみました。


20141031_165851


『調整ネジって、なぜか皆さん触りたがりますよね・・・』




続きを読む »

「ミッシングリンク」ってご存知ですか?


ミッシングリンクとは、チェーンカッターを使わず、手でチェーンを切ったり、つないだりできるチェーンパーツです。


これがあると、ラクにチェーンの脱着ができるので、チェーンを外してがっつり洗浄したいときとか、トラブルがあったときにも比較的カンタンに修理ができるメリットがあります。


ミッシングリンクとはどういうものか、小屋敷さんにもうちょっと詳しく解説していただきましょう。

20141012_104238


※2枚のプレートを1枚にパチっとはめるわけですね・・・





続きを読む »

リアディレーラーは使っているうちにワイヤーが伸びたり、緩んだりするものです。


緩んでいると、変速がしにくくなり、チャリチャリと音がしたり、チェーンがうまくスプロケットの歯に噛み合わなくなります。


この現象、当然ながらフロントのディレーラーにも起こります。メカ操作の頻度は少ないので、比較的伸びにくいですが、やはり使ってれば伸びてきますので、調整が必要。


で、フロントディレーラーの調整って、どこをどういじってやればいいのでしょう?


メカを見ると、プラスネジが二つ上を向いています。他にネジらしきものは見当たりません。
「ここを締めたり緩めればいいのか…?ここしかないよな…?」と思うのですが、知らない部品をイジるのは勇気が要りますので、調整前に長尾さんに確認してみました。



20141012_100236


※このネジを回せばよいのだろうか…?


続きを読む »

チェーンのメンテナンスとスプロケットの寿命に関する記事の続きです。


関連記事
チェーンとスプロケット、それぞれの寿命とその見極め法 ~その1~



チェーンを日頃からメンテしていないと、スプロケットとチェーンリングの寿命をも縮めてしまうのですが、この話で盛り上がっていたちょうどそのタイミングで、「整備不良の見本」のようなロードバイクを抱えて、馴染みのお客さん(Aさん:女性)が来店しました。


聞けば、「チェーンがゴリゴリに固まってしまって、変速できなくなってしまった」とのこと。


メンテを怠るとこうなるという、コレ以上ない事例を交えて解説しましょう。
※本人の承諾は得ています(笑)。


「え、あたしのバイクがハクセンのブログで紹介されるの?それも、ダメな事例として?チェーンを整備していないとこんな痛い目にあうって紹介?えぇ、もう好きにダメ出ししてくださいよ!(笑)」



Cimg6172

「パーツクリーナーでいっくら洗っても、汚れがどんどん出てくる・・・」


続きを読む »

みなさんはチェーンとスプロケットの手入れ、されてらっしゃいますか? 必要に応じて交換していますか?


(´・ω・`) 「チェーンの寿命ってどれくらいなの?」

(´Д⊂ヽ  「スプロケットって、そもそも交換するものなの?」


と思ってらっしゃる方もいるかもしれませんが、消耗品なので交換は必要です!


ただ、チェーンやスプロケットって、ぱっと見は新品と変わりはなく、「はたして寿命なのか、それともまだ使えるのか」の判断が難しいですよね?


ということで、そのあたりの見極め方を、長尾さん小屋敷さんに確認してみました。


Cimg6147





続きを読む »

FUJIのアウトレットのロードバイクで、先日sportif oneが入荷しましたが、これの下のモデルである2.5も入荷しています。ちなみにこれも日本未発売のレアなバイクです。


このSportif2.5のハンドル周り(下の写真)をご覧ください。わかる人にはわかると思いますが、左のSTIがフロントブレーキで、右がリアブレーキという組み方なのです。



日本では右のSTIがフロントブレーキですが、ヨーロッパ仕様のモデルをそのまま輸入しているので、逆に装着されています。


あべこべである理由やメリット、デメリットをスタッフのTさんに尋ねてみました。



20140928_152318


※右のSTIから伸びているブレーキワイヤーがトップチューブに沿って走り、左のSTIのブレーキワイヤーはフロントのキャリパーにくっついています。





続きを読む »

2015年モデルがそろそろ各メーカーから発表される時期ですが、105が11速化されたのを機に、一気に11速が普及し始めていますね。


でも、まだ10速をお使いで、「いつか11速にしたいなあ」とご検討中のローディの方も多いのではないでしょうか。


ちなみに中山は最初のロードバイクが11速化されたアルテグラだったので、「いいタイミングで購入しましたね(笑)」とたくさんの10速ユーザーさんから声をかけられます。


10速を11速にするにはどれくらいのパーツを交換せねばならず、いかほどの出費につながってしまうのかを小屋敷さんに訊いてみました。


20140726_111536




続きを読む »

ロードバイクでの一般的なタイヤといえば、「700✕23C」ですね。


この数字はタイヤの規格の表記法の一つで、タイヤ幅については23Cとか25Cとか(28Cとか19Cとか)あるのですが、23Cは23ミリ、つまり2.3センチ。25Cなら2.5センチってことですね。


乱暴に言ってしまうと、一般的なロードバイク完成車は23Cが、クロスバイク完成車は25Cが装着されている印象です。よりスピードを求めるロードバイクはタイヤを細く、オールラウンド重視のクロスバイクはやや太めってことなのでしょう。


ただ、最近はあえて25Cを履くローディもいますし、プロロードレースの世界ですら25Cを選択している選手もいますので(しかもタイムトライアルで!)、どちらが一概に良いかは言えないのでしょう。


<参考リンク>
ステージ5勝を達成 ツール・ド・フランスを駆けたヴィットリアタイヤ




それぞれにどのような特性やメリットがあるのか、小屋敷さんに教えてもらいました。


20140913_114217





続きを読む »

トロリーラック付きのミニベロにTERNのLink P24H(メーカーリンク)がありますが、トロリーラック付きを愛用する人共通の悩みは「折りたたんだタイヤが、引いて歩いているうちに外れてしまう」らしいのです。



このように転がすとき、マグネットだけで固定していると、ちょっとした衝撃で外れ、タイヤがずれてしまうんですね。


20140913_112230



今回、ハクセン鳩ケ谷ではこの悩みを解決するための”試作品”を作ってみました。試作品なのでもちろんメーカー純正ではないですし、未発売です。(というか、まだ商品名も決めていない)



いまのところ、問題なく使えていますが、量産体制に入るにはもうちょっと試行錯誤が必要のよう。



途中経過ではありますが、どんなものかを紹介しましょう。



<追記:2014年10月5日>
多数のご要望をお受けしたので、(数量限定ですが)生産することになりました!
くわしい納期、お値段は決まり次第ブログで告知しますね!






続きを読む »